ABOUT
穴窯を父が自作し、十六年経ちました。
自然釉なので、ニつとない陶器を皆様に見て頂きたいと思い、娘の私がショップを開くことにしました。炎の芸術をご覧ください。
作者の穴窯への想い
風と火と灰が土塊を刻んでできる、力強くて神秘的な作品を目の当たりにして、人間の手の届かない領域を知り、それでも薪一本に願いを込めて焚き続けます。約一週間で窯との勝負に折り合いをつけ火を止めます。
穴窯は非常に歩止りが悪く、経済性も欠ける釜であり、現在の社会に受け入れがたい効率の悪さであるが、だからこそこの穴窯焼成に時間をかけて窯と話して、炎を見て初心に帰る、この非日常的な作業が現代社会において意味があるのではないでしょうか。